不動産(中古戸建)を探すとき
不動産の購入は大きな買い物です。気を付けなければならないことが沢山あります。
仲介手数料を支払うので、不動産業者に任せておけば大丈夫と思っていると大間違いです。
購入後に、これを確認しておけば良かったと思うこと、この書類の引継ぎを受けておけば良かったと思うことがないように、十分に注意して進めることが重要です。
中古戸建の購入?
注文建築は自由に設計できるというメリットがありますが、土地を探して購入し、間取りを検討し、建築業者と打ち合わせを行い、建築を開始し、建築が終了し、引き渡しを終えるまで非常に長い道のりがあります。
土地を探す時点では、希望する家を建てるために必要な土地の面積、建ぺい率、容積率、道路付、近隣の建物との関係、日照、騒音、間取りと道路付けとの関係など考えて購入しなければなりません。
建築業者との間取りの打ち合わせもスムーズにいくとは限りません。
建築がスムーズに進むとは限りません。
建築した建物に瑕疵があるかもしれません。
注文建築で家を建てるのは非常にエネルギーが要るのです。
これに対し、中古戸建は、ある程度年数が経過していると、建物の価値が低く評価されて売りに出され、建物の状態も外からではありますが、確認できます。
中古戸建を探し始める
こうして中古戸建を探し始めたとします。
最近は、インターネットで情報を見ることができるので、インターネットで探すことが多いでしょう。
それで気に入ったものがあったときには、不動産業者に問い合わせをすることになります。
こうした不動産検索サイトはいくつかあり、全てのサイトに同じ情報が掲載されているわけではないので、いくつかのサイトを見る必要があります。
どのサイトにも載っているものもあれば、Aサイトには載っているが、Bサイトには載っていないという不動産もあります。
不動産業者が探してくれることもありますが、ほとんどの物件は、インターネットで探せるようです。不動産業者に任せるよりも、自分で調べる方が、自分にあったものを熱心に探すことができます。
不動産を見に行く
こうして気になる不動産があったときには、取り扱いをしている不動産会社に電話をすると、住所を教えてくれます。住所がわかり、調べてみると、鉄塔、幹線道路、川のすぐそばであることが分かることがあります。
その土地の地盤の強弱、川の氾濫による影響を受けやすいか否かもインターネットで情報を得て調べておきましょう。
ここまでの調査で問題がないときには、現地を見に行ってみると良いでしょう。
街の雰囲気、駅の雰囲気、近隣の雰囲気、建物の雰囲気が分かります。
現地に行って気に入ったら、不動産業者に連絡して内見させてもらいましょう。
内見
内見の際、次の点をよく注意してみましょう。
- 外壁の傷み、亀裂はないか
- 壁紙の状態(よれていないか、カビが生えていないか)
- 水回りの状態(カビが生えていないか)
- 建具の状態(きちんと閉まるか)
- 天井に雨漏りの跡はないか
- 水道は出るか
- トイレの水は流れるか
- バルコニーのぐらつきはないか
- 床がぷかぷかしていないか(ぷかぷかしているときには床や基礎に問題があることがあります。)
- きれいに使用されているか
- 日当たりはいいか
- 風通しはいいか
- 動線は スムーズか
- 建築したメーカーはどこか
- どうして売却するのか
- 売却時期
その他、疑問に思うことは確認しましょう。